“けっと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケット
語句割合
毛布92.3%
屹度2.6%
血塗2.6%
蹴飛2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重二郎もおそる/\入りますと、春見は刀箪笥かたなだんすから刀を出し、此方こちらの箪笥から紋付の着物を出して、着物を着替え、毛布けっと其処そこへ敷き延べて
床下よかしたから死骸しげえが出る所を見ると、屹度けっと調べをなければ成らぬと、お役所やこしょまでまえれとたちまちきり/\っといましめられて、庄吉が引かれみしたと
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
清「はい屹度けっと寄って御厄介に成りみすよ、左様さよなれば」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
九相きゅうそうは死人の変化道程を説いたもので、膨張相ぼうちょうそう青瘀せいお相、相、血塗けっと相、膿瀾のうらん相、虫噉ちゅうかん相、散相、骨相、土相をいうので、何も如何に喪を緩うしたとて
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
可愛らしいハイヒールで蹴飛けっとばす真似まねなんかするのでした。