“げっと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゲット
語句割合
月兎50.0%
月斗33.3%
毛布16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、目礼もくれいをして、まッ先に、白駒しろこま金鞍きんあんにヒラリと乗る。つづいて忍剣にんけん龍太郎りゅうたろう、波に月兎げっとくらをおいた黒鹿毛くろかげの背へヒラリとまたがって、キッと手綱たづなをしぼり、たがいにあいかえりみながら
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大正三年一月十六日 大阪瓦斯倶楽部ガスクラブの俳句大会に列席。会者八、九十名。青々、墨水、一転、躑躅つつじ、巨口、月村、露石、素石、月斗げっと、鬼史、王城等。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
とも、おもてのサンパンも、赤毛布げっとで作られた厚司あつしを着た、囚人のような船頭さんによって、ぎつけられた。沖売ろうの娘も逸早いちはやく上がって来た。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)