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『おもちゃ店』
ふりがな文庫
『
おもちゃ店
(
おもちゃてん
)
』
長二は貧乏の家に生まれて おもちゃも持たずに 死んでしまった。 美しいガラス張りの店頭に、 西洋のぜいたくな小間物や、 赤、紫に、塗ったゴムまりや ぴかぴかと顔の映る銀笛や、らっぱや、 なんでも子供の好きそうなものが 並べてあるのを見ると、 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「読売新聞」1907(明治40)年5月12日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
う
)
張
(
ば
)
好
(
す
)
出
(
だ
)
塗
(
ぬ
)
西洋
(
せいよう
)
家
(
いえ
)
戸
(
ど
)
赤
(
あか
)
紫
(
むらさき
)
美
(
うつく
)
見
(
み
)
貧
(
まず
)
貧乏
(
びんぼう
)
映
(
うつ
)
銀笛
(
ぎんてき
)
長二
(
ちょうじ
)
隣
(
となり
)
顔
(
かお
)
砕
(
くだ
)
死
(
し
)
並
(
なら
)
持
(
も
)
思
(
おも
)
店頭
(
みせさき
)
店
(
みせ
)
子供
(
こども
)
壊
(
こわ
)
哀
(
あわ
)
住
(
す
)