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『祭の夜』
ふりがな文庫
『
祭の夜
(
まつりのよる
)
』
油小路の五条を少し上がったところに島田寓と女文字でしるした一軒のしもた家があります。その裏木戸のあたりを、もう十分も前から通り過ぎたり、後戻りをしたり、そっと中の様子にきき耳をたてたり、いきなり、びっくりしたようにあたりを見回したりしている …
著者
平林初之輔
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「サンデー毎日 六巻九号」1927(昭和2)年2月20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
歩
(
あるき
)
膿汁
(
うみじる
)
熟柿
(
じゅくし
)
魂消
(
たまげ
)
間
(
ま
)
路次
(
ろじ
)
誰何
(
すいか
)
認
(
したた
)
西瓜
(
すいか
)
藻掻
(
もが
)
肱
(
ひじ
)
紙灰
(
かみはい
)
簾
(
すだれ
)
穿鑿
(
せんさく
)
矢庭
(
やにわ
)
猿轡
(
さるぐつわ
)
一方
(
ひとかた
)
火傷
(
やけど
)
母屋
(
おもや
)
方
(
かた
)
敷島
(
しきしま
)
成程
(
なるほど
)
張合
(
はりあい
)
喇叭
(
らっぱ
)
咄嗟
(
とっさ
)
呆気
(
あっけ
)
只今
(
ただいま
)
古
(
ふる
)
仕
(
つかまつ
)