“目高”の読み方と例文
読み方割合
めだか100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかに栄養をよくしても、犬のような蚤は出来ないし、又いかに不足な栄養でも目高めだかぐらいのたいはいない——この研究は、ほぼ完成に近づいて
地図にない島 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
おはぐろ蜻蛉とんぼを、ねえさんとんぼ、草葉螟蟲くさばかげろふ燈心とうしんとんぼ、目高めだかをカンタとふ。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
爺さんは水洟みづはなと一緒くたに涙をすゝり込むだ。涙も水洟も目高めだかの泳いでゐる淡水まみづのやうに味が無かつた。
金魚も水をとりかえてもらって跳上おどりあがっているのであろう。私の鉢のまるっこの子は、大きくなったかしら、背中がはげてきたかしら、目高めだかがつッつきゃしないかしら——
小さい弟は何時いつの間にか川べりの石段の上に腰をかけ、目高めだかをすくっている姉に声をかけた。
童話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
駈け込んで来た子供らは、目高めだかの群れのように、その縁側へと集まって来て口々に、
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一しょに小川の目高めだかすくって幼い日を送った有森利七である。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)
目高めだかぐらいの魚が一尾二十五円もするのである。
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)