“鶺鴒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきれい90.1%
いしたたき4.9%
いしたゝき1.2%
せいきれ1.2%
まなばしら1.2%
みそつちよ1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「チェッ」という舌打ちの音、縁へ飛びあがった城之介、またもや鉄杖を突き出したが、小さく刻む鶺鴒せきれいの尾、上下へヒョイヒョイと動かした。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
築山つきやまの松、たきをたたえたいずみ鶺鴒せきれいがあそんでいる飛石など、いくさのない日は、平和の光がみちあふれている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
追いすがる無反むぞりの一刀、切っ先が点となって鶺鴒せきれいの尾みたいに震えながら、鋩子ぼうしは陽を受けて名鏡のようにぴかありぴかりと光る。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
鶺鴒いしたたきひねもす岩に尾をたたき砂地すなぢだんだんくれにけるかな
小熊秀雄全集-01:短歌集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
まひおりて石菖のなかにものあさる鶺鴒いしたたきの咽喉の黄いろき見たり
鶺鴒いしたたき来てもこそをれ秋の日の木洩日うつる岩かげの淵に
渓をおもふ (新字旧仮名) / 若山牧水(著)
苔むさぬこの荒渓の岩にゐて啼く鶺鴒いしたゝきあはれなるかも
みなかみ紀行 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
とうさんがたづねましたら、鶺鴒せいきれ尻尾しつぽつて、
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
鶺鴒みそつちよめが鳴きくさる、
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)