“胡桃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くるみ98.5%
ウオルナット0.7%
クルミ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから頭の上に胡桃くるみの実がなつてゐる。さういふものをもてあそんで時を過ごすに、彼等の銘々は赤い顔をして帰つて来て車房に入つた。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
一抱えもありそうなオウク胡桃ウオルナットの大樹、山毛欅ビーチの大樹、原生マホガニイやパリサンダーの大樹等人力をもってしたならば、到底一日や二日では倒せそうもないくらいの大樹が、まだ折れ口も生々しく
令嬢エミーラの日記 (新字新仮名) / 橘外男(著)
小野蘭山おのらんざんの『本草綱目啓蒙ほんぞうこうもくけいもう』に「真ノ胡桃クルミハ韓種ニシテ世ニ少シ葉オニグルミヨリ長大ニシテ核モ亦大ナリ一寸余ニシテ皺多シ故ニ仁モ大ニシテ岐多シ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)