“許嫁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いいなずけ68.5%
いひなづけ28.1%
いいなづけ1.7%
いいなつけ0.6%
いふなづけ0.6%
いゝなずけ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘に結婚の話がきまり相手の青年も選ばれてみると、この善良な父親は娘の許嫁(いいなずけ)にあまり試験官でありすぎた嫌ひがあつたやうです。
淫者山へ乗りこむ (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
お輝は十六、美しく可愛らしく、幼々(うひ/\)しく、そしていぢらしい娘ですが、許嫁(いひなづけ)の兵三郎が殺されて、その悲歎は目も當てられません。
もし、まだ許嫁(いいなづけ)がなかったなら、なんでもないし、許嫁があるにしても、たくさん賄賂をつかえば、はかりごとは遂(と)げられるよ。
嬰寧 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
独身(ひとりみ)で居(お)りましたが、それには深(ふか)い理由(わけ)があるのです……。実(じつ)は……今更(いまさら)物語(ものがた)るのもつらいのですが、私(わたくし)には幼(おさな)い時(とき)から許嫁(いいなつけ)の人(ひと)がありました。
「お此の許嫁(いふなづけ)は越後屋の養子の金次郎ぢやありませんか」
真実そうと思って楽(たのし)んで居りましたのに、貴方がそう仰(おっ)しゃれば私(わたくし)は死んでしまいますが、万一(ひょっと)許嫁(いゝなずけ)の内儀(おかみ)さんでも田舎から東京へ出て来てそれを女房になさるなら、それで宜(よろ)しゅうございますから