トップ
>
蓑虫
ふりがな文庫
“蓑虫”の読み方と例文
旧字:
蓑蟲
読み方
割合
みのむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みのむし
(逆引き)
もちろん貝がらだけでなく生きた貝で、箱の中へ草といっしょに入れてやるとその草の葉末を
蓑虫
(
みのむし
)
かなんぞのようにのろのろはい歩いた。
物売りの声
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
ところが、マンは、まるで、
蓑虫
(
みのむし
)
のように、身体を、堅く、掛け蒲団で包んでいる。しっかりと、両手で巻いていて、金五郎を寄せつけない。
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
そこらの汀に、泥にくるまれた
蓑虫
(
みのむし
)
のようなものが無数に見えましょう。虫でも
藻草
(
もぐさ
)
でもありません。
泥魚
(
でい
)
という魚です。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蓑虫(みのむし)の例文をもっと
(25作品)
見る
“蓑虫(ミノムシ)”の解説
ミノムシ(蓑虫、避債蟲)は、チョウ目・ミノガ科(学名: Psychidae)のガの幼虫。一般には、その中でもオオミノガ、チャミノガの幼虫を指す。
幼虫が作る巣が、藁で作った雨具「蓑」に形が似ているため、日本では「ミノムシ」と呼ばれるようになった。
(出典:Wikipedia)
蓑
漢検準1級
部首:⾋
13画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“蓑虫”と季節(秋)が同じ季語
食物|
松茸飯
林檎
松茸
月見団子
石榴
行事|
盆
神嘗祭
重陽
七夕
万聖節
植物|
朝顔
糸瓜
萩
芒
金木犀
時候|
寒露
秋気
肌寒
霜降
夜寒
天文|
秋晴
露霜
秋風
初嵐
霧
地理|
不知火
盆波
花畑
高潮
刈田
動物|
百舌
鶺鴒
四十雀
鹿
蜻蛉
人事|
鳴子
豊年
月見
菊枕
相撲
“蓑虫”と分類(動物)が同じ季語
春|
子猫
孕鹿
虻
山繭
巣立
夏|
空蝉
目高
蝉時雨
青鷺
閑古鳥
秋|
眼白
頬白
啄木鳥
蟋蟀
蜩
冬|
木兎
寒雀
鷦鷯
狸
隼
新春|
初烏
初声
初鶏
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螽
...
“蓑虫”で始まる語句
蓑虫庵
蓑虫根性
検索の候補
蓑虫庵
蓑虫根性
“蓑虫”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
加藤道夫
火野葦平
井上円了
高浜虚子
小島烏水
吉川英治
柳宗悦
谷崎潤一郎
薄田泣菫