“仏法僧”の読み方と例文
読み方割合
ぶっぽうそう100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
碇ヶ関まではずいぶん山道を歩く。人にも会わない道が何里とあった。主水と出会った山中も、仏法僧ぶっぽうそうの声しか聞えない樹立の間だった。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)
仏法僧ぶっぽうそうも来て鳴く。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ここは古くから百鳥ももどりの仙境といわれているほどなので、慈悲心鳥じひしんちょうの声もする、仏法僧ぶっぽうそうも稀れに聴かれる。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「声は深山みやまに聞く者もあるが、かつて、形は見た人がないと言い伝えのある仏法僧ぶっぽうそうはあれでござりましょう」
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
禰宜ねぎ山辺守人やまのべもりとは、時鳥ほととぎす仏法僧ぶっぽうそう啼音なきねばかりを友として、お宮の脇の小さい社家に住んでいたが、甚助の姿が見えると、かたこと木履ぼくりの足音をさせて出て来た。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)