“端午”の読み方と例文
読み方割合
たんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時いつの事なるやと有に多兵衞それは享保きやうほ二年の夏五月端午たんご式日しきじつ私し出入屋敷やしき嘉川主税之助樣親類中へれい廻勤くわいきん致され候故私し徒士かち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
その中でも特に私たちの注意しているのは、五月端午たんごの節供に作られる色々の巻餅まきもちが、必ず上をとがらせた三角形に結ばれたことである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
端午たんごの節句から二三日、国老事務から手が放せなかったが、それもほぼ片づいたので、十一日から湯島の家へ保養にゆくことにしてあった。