“端書”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はがき91.4%
はしがき5.7%
はしが2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ久し振りに、今井から端書はがきが来て、僕は初めて細君の死去を知った。「伊東で火葬にして、遺骨は故郷へもって帰って埋葬する」
友人一家の死 (新字新仮名) / 松崎天民(著)
良人の今までの例では、母にだけ来て、妻の自分には来ないで、母への文の端書はしがきぐらいにすましてあるようなことはある。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鶴見が受合って、印刷させて、和綴わとじの小冊子が出るようになった。端書はしがきも添えておきたいという。鶴見が代筆をして、一枚ばかり俳文めいた文章を書いた。