“屋敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やしき96.8%
パラット1.6%
ヤシキ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屋敷やしき周囲まわりには広々ひろびろとしたはたけがありました。そして、そこにはばらのはなや、けしのはなが、いまをさかりにみだれているのであります。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いまベニイのいる、トロニア屋敷パラットの先の所有主、トロニア公爵プリンチペの先祖の出世物語なのです。一八〇〇年代の始めでした。
踊る地平線:10 長靴の春 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
其までの間は、新形の説経として、謡曲類似の詞曲と「曲舞クセマヒ」とを持ち、ハラへや、屋敷ヤシキぼめをして居たのである。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)