“黒鯛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろだい71.4%
かいず14.3%
ちんのいを7.1%
くろだひ7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炎天を、毎日海辺の川尻の黒鯛くろだい釣りやはや釣りに専念して、第一年の夏は終わったのであったが、第二年は六月のはじめから鮎釣りをやってみた。
想い出 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
肝油その他の臓器製薬の効能が医者によって認められるより何百年も前から日本人はかつおの肝を食い黒鯛くろだいきもを飲んでいたのである。
日本人の自然観 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
僕らは危怪きかいな蛸の単調を破るべく、鶏魚いさきすずき黒鯛くろだいの変化を喜こんでまた岸にのぼった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「ところがお侍様、お祭中はいきの好い魚が仕入れてございます。かれいの煮付、こちならば洗いにでも出来まする。そのほか海鰻あなごの蒲焼に黒鯛かいずの塩焼、えび鬼殻焼おにがらやき
怪異暗闇祭 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
こいは、「三日に一本」と、相場の極ツてる通り、あぶれることも多いし、きす小鱸せいご黒鯛かいず小鰡いな、何れも、餌つきの期間が短いとか、合せが六ヶむつかしいとか、船で無ければやれないとか、多少おツくうの特点有るですが、鮒つりばかりは、それが無いです。
元日の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
ぼら黒鯛ちんのいをと、
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
黒鯛ちんのいをと、
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
こち黒鯛くろだひのぴち/\はねる、夜店よみせつ、……魚市うをいちところは?」「あの、した黒江町くろえちやう……」と同伴つれゆびさしをする
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)