“田螺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たにし97.2%
たつぶ1.4%
にし1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐ろしい饒舌おしゃべりに似ず、急に田螺たにしのように黙りこんでしまいます。この上聴いたところで、もう大した収穫もありそうにも思われません。
悪人の娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
しばらくして川底の哲学者、田螺たにし犬儒先生、自分の住まいを身体にひっつけたままノロリノロリと虜になった市長のところにやって来た。
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
主として鳥追いだがそのついで追却ついきゃくしようとしたものに、田螺たにし蝼蛄けらから家々の口争い、女房の小鍋食いまで追払えといっている。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
昔兎に行き逢うて田螺たつぶが一首の歌をかけた。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)