“鱈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たら97.0%
だら3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日は、もう、じっとして落ち着いてなどいられない。修治さんは、ウィスキーの残りと、たらを持って帰られる。いつもと違う道を通って御送りする。
アエダラ 今ならたらの燻製とでもいうべきものを、以前青森県下でアエダラといったのも(尾駁おぶちの牧)アイモノの鱈ということであろう。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あやしい光物といっては、鼠がくわえ出したたらの切身が、台所でぽたぽたと黄色く光ったのを見て吃驚びっくりしたくらいなものです。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
まばゆい超越的な美をもっていて、町でさかんにもてはやされている、屍体のような色をしたたらやハドックとはまるで段ちがいである。
「え、燻製ものでございますか。お生憎あいにくさまでございます。ちょっとこのところ、鮭もたらも何もかも切らしておりまする」
スケソウだらである。
黄色い日日 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)