トップ
>
鱈腹
ふりがな文庫
“鱈腹”の読み方と例文
読み方
割合
たらふく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たらふく
(逆引き)
ずうずうしい彼は、ひとの振舞い酒を遠慮なしに
鱈腹
(
たらふく
)
飲んで、もういい心持に酔った頃に、かれを誘った旅の男は小声で云った。
半七捕物帳:14 山祝いの夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
羽州山はまた泣き出しさうな顔をして、その
金包
(
かねづつみ
)
を受取つた。そして栃木の出世にあやかるやうにと言つて、
鱈腹
(
たらふく
)
飲んだり、食つたりした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「わッははは。軍師が違うわ。うしろ楯におつき遊ばす軍師がお違い申すわ。夜食に
芋粥
(
いもがゆ
)
でも
鱈腹
(
たらふく
)
すすって、せいぜい寝言でも
吐
(
つ
)
かッしゃい」
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
鱈腹(たらふく)の例文をもっと
(29作品)
見る
鱈
漢検準1級
部首:⿂
22画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“鱈”で始まる語句
鱈
鱈子
鱈場
鱈捕
鱈籠
鱈昆布
“鱈腹”のふりがなが多い著者
杉山萠円
高見順
南方熊楠
ニコライ・ゴーゴリ
小林多喜二
薄田泣菫
佐々木味津三
野村胡堂
国枝史郎
吉川英治