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だら
ふりがな文庫
“だら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ダラ
語句
割合
懶
33.3%
足
11.1%
惰
11.1%
放縦
11.1%
蘭
11.1%
陀羅
11.1%
鱈
11.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懶
(逆引き)
お蔭で赤塚氏はひどく腹を
損
(
そこ
)
ねた。そして
懶
(
だら
)
けきつた胃の腑を抱へて奉天へ来るには来たが、病気は
捗々
(
はか/″\
)
しくは
癒
(
なほ
)
らなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
だら(懶)の例文をもっと
(3作品)
見る
足
(逆引き)
実に甲斐のない、まことにつまらないという程の語である。「わらは」は童男童女いずれにもいい、「
老人
(
おいびと
)
も
女童児
(
をみなわらは
)
も、
其
(
し
)
が願ふ心
足
(
だら
)
ひに」(巻十八・四〇九四)の例がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
この
見
(
み
)
ゆる
雲
(
くも
)
ほびこりてとの
曇
(
ぐも
)
り
雨
(
あめ
)
も
降
(
ふ
)
らぬか
心
(
こころ
)
足
(
だら
)
ひに 〔巻十八・四一二三〕 大伴家持
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
だら(足)の例文をもっと
(1作品)
見る
惰
(逆引き)
するうちに座敷の方へ日がさして、朝の気分がようやく
惰
(
だら
)
けて来た。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
だら(惰)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
放縦
(逆引き)
「おい、君たちの生活はすこし
放縦
(
だら
)
しなさ過ぎると思わんか。そんな廃頽的な生活ばかりしていていいッてことはあるまい。すこし反省したらどうだ」
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
だら(放縦)の例文をもっと
(1作品)
見る
蘭
(逆引き)
慣れない山路で時間を潰し、午後の日も相当
蘭
(
だら
)
けてしまった。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
だら(蘭)の例文をもっと
(1作品)
見る
陀羅
(逆引き)
陀羅
(
だら
)
ゴマ
銭
(
ぜに
)
ゴマ
真鍮
(
しんちゅう
)
ゴマ、ぶんぶん鳴るのが
神鳴
(
かみな
)
りゴマ、おどけて
踊
(
おど
)
るが
道化
(
どうけ
)
ゴマ、
背
(
せい
)
のたかいは
但馬
(
たじま
)
ゴマ、
名人独楽
(
めいじんごま
)
は
金造
(
きんぞう
)
づくり、豆ゴマ、
賭
(
かけ
)
ゴマ、
坊主
(
ぼうず
)
ゴマ、
都
(
みやこ
)
ではやっておりまする。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だら(陀羅)の例文をもっと
(1作品)
見る
鱈
(逆引き)
スケソウ
鱈
(
だら
)
である。凍ってコチコチになっているから、まだ
庖丁
(
ほうちょう
)
が立たないのだ。
黄色い日日
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
だら(鱈)の例文をもっと
(1作品)
見る
“だら”の意味
《助詞》
「たら」が、ガ・ナ・バ・マ行五段活用の動詞に付いた場合の変化。
《助動詞》
(方言、三河・遠州・山陰など)~だろう。「だらあ」とも。
《名詞》
(方言、福島・富山・石川・福井県坂井郡・島根県八束郡など)ばか
(方言、青森県津軽・宮城・広島県高田郡)巾着
(方言、青森・神奈川県三浦郡・和歌山)貨幣。硬貨。
(方言、長崎県五島)大きな銀貨。
(方言、東北・栃木・茨城・山梨・新潟・富山・石川・熊本など)人糞肥料。下肥。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
だる
なま
たら
おこた
うと
けだる
しどけな
たゆ
もの
ものう