“坊主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼうず67.5%
ばうず27.5%
メンヒ1.3%
ぼうづ1.3%
ぼんず1.3%
ボズ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば、きかん坊主ぼうず秀吉ひできちが、先生せんせいにしかられて、この運動場うんどうじょうたされたとき、かれかなしくなって、しそうになりました。
学校の桜の木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
たかく、あしんで、ぬまきしはなれると、足代あじろ突立つゝたつて見送みおくつた坊主ばうずかげは、背後うしろから蔽覆おつかぶさるごとく、おほひなるかたちつてえた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なんだかばかにされたような気がしたが、乙女ユンクフラウには悪い坊主メンヒと得体の知れないアイガーなんて奴が付いてるからだろう。
吹雪のユンクフラウ (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
のんき坊主ぼうづのへちまの親子おやこ
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
マロサマ、たかまどのお寺の坊主ぼんずこで、からだつきこ細くてかそぺないはでし、みんなみんな、やしめていたのだずおん。
雀こ (新字新仮名) / 太宰治(著)
○ゴデエの才兵衛サクベ坊主ボズにならネ。
津軽地方特有の俚諺 (新字旧仮名) / 福士幸次郎(著)