“祇園祭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎおんまつり66.7%
ぎおんまつ16.7%
ぎをんまつり16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折からこの地の祇園祭ぎおんまつり樽神輿たるみこしかついだ子供や大供の群が目抜きの通りを練っていた。
高原 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
葵祭あおいまつり祇園祭ぎおんまつりなどは陳腐な故でもあらうがかへつて細しく書いた者を見ぬ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
春蚕はるこが済む頃は、やがて土地では、祇園祭ぎおんまつりの季節を迎える。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
お梶どの。別儀ではござらぬが、この藤十郎は、そなたに二十年来隠していた事がある。それを今宵は是非にも、聴いてもらいたいのじゃ。思い出せば、古いことじゃが、そなたが十六で、われらが二十はたちの秋じゃったが、祇園祭ぎおんまつりの折に、河原の掛小屋で二人一緒に、連舞つれまいを舞うたことを、よもや忘れはしやるまいなあ。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
京都の祇園祭ぎおんまつりのほこ山車だしの引き方はそのかすかな遺習であるかもしれない。
(新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ておぢいさんはそのまゝ田舎にもどつて、次の年今度は祇園祭ぎをんまつりを見物に又京都へ出てまゐりました。
拾うた冠 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)