トップ
>
『城』
ふりがな文庫
『
城
(
しろ
)
』
大地震以後東京に高層建築の殖えて行った速度は、かなり早かったと言ってよい。毎日その進行を傍で見ていた人たちはそれほどにも感じなかったであろうが、地方からまれに上京する者にはそれが顕著に感ぜられた。六、七年前銀座裏で食事をして外へ出たとき、痛 …
著者
和辻哲郎
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「思想」1935(昭和10)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
遮
(
さまた
)
ない
(
注
)
咀嚼
(
そしゃく
)
山車
(
だし
)
幽
(
かす
)
彎曲
(
わんきょく
)
殖
(
ふ
)
毫
(
ごう
)
淀
(
よど
)
湧
(
わ
)
溌剌
(
はつらつ
)
濠側
(
ほりがわ
)
瞥見
(
べっけん
)
鋒
(
ほこ
)
額縁
(
がくぶち
)
題名が同じ作品
城
(新字新仮名)
/
フランツ・カフカ
(著)