“梅干”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うめぼし89.5%
うめぼ5.3%
ウメボシ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たしかに家にゐましたよ。でも、梅干うめぼしを貼つて、奧でうなつてゐたから、あつしがお勝手から忍び込んだのも氣がつかなかつたやうで」
熱いにぎりめしはうまかった。ごまのふってあるのや、中から梅干うめぼしの出てくるのや、海苔のりでそとを包んであるのや……こんなおいしい御飯を食べたことはないと思うほどだった。
火事とポチ (新字新仮名) / 有島武郎(著)
「朝 ヌク飯三ワン 佃煮ツクダニ 梅干ウメボシ 牛乳一合ココア入リ 菓子パン 塩センベイ……」
備忘録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)