“枝豆”の読み方と例文
読み方割合
えだまめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斗満で食った土のものゝ内、甘藍、枝豆えだまめ玉蜀黍とうもろこし、馬鈴薯、南瓜とうなす蕎麦そば大根だいこきびもち、何れも中々味が好い。唯真桑瓜まくわうりは甘味が足らぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
いとはず未明みめいより起出て枝豆えだまめ其外時の物を自身じしん賣歩行うりあるき難澁なんじふをもいとはず孝行盡し候だん幼年えうねんには似合ざる孝心奇特きどく之事に候よつて御褒美はうびとして鳥目てうもく十貫文とらつかはす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
そしておみちはそのわずかの畑に玉蜀黍とうもろこし枝豆えだまめやささげもえたけれども大抵たいていは嘉吉を出してやってから実家じっか手伝てつだいに行った。そうしてまだ子供こどもがなく三年った。
十六日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)