“水飯”の読み方と例文
読み方割合
すいはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして院が上達部かんだちめ殿上人てんじょうびとと御一緒に水飯すいはんを召しあがったという釣殿はどのへんにあったのだろうと右の方の岸を
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
氷の水、水飯すいはんなどを若い人は皆大騒ぎして食べた。風はよく吹き通すのであるが、晴れた空が西日になるころにはせみの声などからも苦しい熱がかれる気がするほど暑気が堪えがたくなった。
源氏物語:26 常夏 (新字新仮名) / 紫式部(著)
水飯すいはんあごかつ/\と食うべけり
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)