“水上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みなかみ86.1%
すいじょう5.6%
すゐじやう4.2%
すゐしやう1.4%
みずあ1.4%
みなか1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついてはなしがある。(さるどのの夜寒よさむひゆくうさぎかな)で、水上みなかみさんも、わたしも、場所ばしよはちがふが、兩方りやうはうとも交代夜番かうたいよばんのせこにてゐる。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そしてそれが水上すいじょうわたってむこうへえたとおもうと、幾匹いくひきかの猟犬りょうけん水草みずくさの中にんでて、くさすすんできました。
更に岸をくだつて水上すゐじやううかかもめと共にゆるやかな波にられつゝむかうの岸に達する渡船わたしぶねの愉快を容易に了解する事が出来るであらう。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
本草ほんざうあんずるに、石蚕せきさん一名を沙虱すなしらみといふもの山川の石上につきまゆをなし、春夏羽化うくわして小蛾せうがとなり、水上すゐしやうに飛ぶといへり。くだんのさかべつたうは渋海川の石蚕せきさんなるべし。
このあいだリーズは灌水かんすいに使う水上みずあ機械きかいのそばに立っていた。
すぢ日本につぽんうるはしき乙女おとめ舞衣まひぎぬ姿すがたが、月夜げつやにセイヌかは水上みなか彷徨さまよふてるといふ、きはめて優美ゆうびな、またきはめて巧妙こうめう名曲めいきよく一節ひとふし、一は一よりはなやかに、一だんは一だんよりおもしろく