“海苔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のり97.4%
あまのり1.3%
こけ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まず海苔のりが出て、お君がちょっとしゃくをして立った跡で、ちびりちびり飲んでいると二、三品はそろって、そこへお貞が相手に出て来た。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
海苔あまのり一ふくろ送り給ひ畢んぬ。……峰に上りてわかめや生ひたると見候へば、さにてはなくて蕨のみ並び立ちたり。
この瓶の口栓キルクはすでに腐っておる、そのうえ瓶の外にしている海苔こけは、決してこの近海に生ずる物ではない、南洋の海苔こけだ、南洋の海苔こけだ、このような海苔こけの生じているので見ても
南極の怪事 (新字新仮名) / 押川春浪(著)