トップ
>
螢籠
ふりがな文庫
“螢籠”のいろいろな読み方と例文
新字:
蛍籠
読み方
割合
ほたるかご
75.0%
ほたるこばん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほたるかご
(逆引き)
自分は
何
(
ど
)
の位其處らを
駈
(
かけ
)
ずり廻ツたか、また
何
(
ど
)
の道を
何
(
ど
)
うして來たか知らぬが、兎に角もう
螢籠
(
ほたるかご
)
には、螢が、
恰
(
ちよう
)
ど寶玉のやうに鮮麗な光を放ツてゐる。
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
水のような月の光が畳の上までさし込んで、庭の
八手
(
やつで
)
の
疎
(
まば
)
らな葉影は
淡
(
あわ
)
く縁端にくずれた。
蚯蚓
(
みみず
)
の声も
幽
(
かす
)
かに聞こえていた。
螢籠
(
ほたるかご
)
を
檐
(
のき
)
に吊して丸山さんと私とは縁端に並んで坐った。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
螢籠(ほたるかご)の例文をもっと
(3作品)
見る
ほたるこばん
(逆引き)
螢籠
(
ほたるこばん
)
は一尺に一尺三寸位の長方形、高さは一尺四五寸位もある。四方に黒い薄物のモヂといふ布地を張つたものを與へられてゐた。
随筆 藪柑子:02 随筆 藪柑子
(旧字旧仮名)
/
土井八枝
(著)
螢籠(ほたるこばん)の例文をもっと
(1作品)
見る
螢
部首:⾍
16画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“螢籠”と季節(夏)が同じ季語
食物|
干飯
伽羅蕗
鯰
水貝
鮨
行事|
菖蒲湯
練供養
幟
三社祭
氷室
植物|
向日葵
蓮花
葉桜
時候|
半夏生
極暑
入梅
白夜
薄暑
天文|
雲海
虹
雹
雷神
夕立
地理|
滝
御来迎
土用波
氷河
卯波
動物|
紙魚
青鷺
蜘蛛
蟻
蚯蚓
人事|
汗疹
袴能
絵扇
絵簾
夕涼
“螢籠”と分類(人事)が同じ季語
春|
蜆汁
春衣
草餅
入学試験
種蒔き
夏|
蝿帳
川狩
白絣
麦扱
汗水
秋|
紅葉狩
秋簾
案山子
新藁
田守
冬|
焚火
毛皮
懐炉
竹馬
布団
新春|
書初
歌留多
門松
年賀
双六
“螢”で始まる語句
螢
螢火
螢草
螢雪
螢光
螢狩
螢澤
螢石
螢沢
螢侍
“螢籠”のふりがなが多い著者
土井八枝
若松賤子
三島霜川
倉田百三