“川狩”の読み方と例文
読み方割合
かわがり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また上士の家には玄関敷台を構えて、下士にはこれを許さず。上士は騎馬きばし、下士は徒歩とほし、上士には猪狩ししがり川狩かわがりの権を与えて、下士にはこれを許さず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
二間造りの別棟べつむねで、魚をかこっておく生洲いけすの水がめぐっており、板場の雑音は近いが、屋根から庭木へ掛けてある川狩かわがり使いの網の目に、色町の中とは見えぬ静かな宵の月が一輪。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
川狩かわがりや樽あづけたる宿はあれ 朋水
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)