“鹽（しお）” の例文
新字：塩
真空、ガラス箱、氷、製氷会社、鹽（しお）づけ、防腐剤、クレオソート、石炭酸、…………死体防腐に関するあらゆる物品が、意識の表面に浮上（うきあが）っては沈んで行った。
虫 (新字新仮名) ／ 江戸川乱歩(著)
川長（かわちょう）へでも行ってお飯（まんま）を喰いに一緒に行（ゆ）けと仰しゃるから、お供をしてお飯を戴き、あれから腕車（くるま）を雇ってガラ／＼／＼と仲へ行って、山口巴（やまぐちどもえ）のお鹽（しお）の許（とこ）へ上（あが）って、大層お浮れなすって
根岸お行の松　因果塚の由来 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)
○白米一箱（二十キロ余）○メリケン粉一袋○ブドウ酒二瓶○鹽（しお）の入った大きな壺一個○砂糖壺一個○ソース一瓶○鉄の鍋大小二個○ふちのかけた茶碗やコップなど数個○フォーク、ナイフ
新宝島 (新字新仮名) ／ 江戸川乱歩(著)