“大鹽辛聲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほしほからごゑ66.7%
おほしほからごえ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「應對に出たのは、用人の岸井重三郎。五十前後の大鹽辛聲おほしほからごゑ、腕つ節は強さうですが、智慧の方はたいしたことはないかも知れません」
薄暗がりから、大鹽辛聲おほしほからごゑを掛けたのは、木戸番の傳六といふ三十男でした。
木戸番の三太郎は、ちよいとした男前ですが、聲をつぶしてしまつて、職業的な大鹽辛聲おほしほからごえ双子縞ふたこじまあはせ、手拭を肩に、行儀の惡い大胡坐あぐらの、これは二十一二の若い盛りです。