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鳴響
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なりひび
ふりがな文庫
“
鳴響
(
なりひび
)” の例文
蓄音機が絶え間なく
鳴響
(
なりひび
)
いている中から、やがて「お客様ア」と呼ぶ声につれて、二人
連
(
づれ
)
の客が三、四人の女給に取巻かれ、
引摺
(
ひきず
)
り上げられるように階段を上って来た。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ピータ よいわ、
今
(
いま
)
に
見
(
み
)
い、
身體中
(
からだぢゅう
)
に
鳴響
(
なりひび
)
くやうに
支拂
(
しはら
)
うてくれうぞ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
熊檮
(
くまがし
)
、女にむかひて、国の
守
(
かみ
)
の召しつるぞ、急ぎまゐれといへど、
答
(
こたへ
)
もせであるを、近く進みて
捕
(
とら
)
ふとせしに、
忽
(
たちま
)
ち地も裂くるばかりの
二〇一
霹靂
(
はたたがみ
)
鳴響
(
なりひび
)
くに、
許多
(
あまた
)
の人
逃
(
に
)
ぐる
間
(
ひま
)
もなくてそこに倒る。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
響
常用漢字
中学
部首:⾳
20画
“鳴”で始まる語句
鳴
鳴子
鳴海
鳴物
鳴動
鳴門
鳴雪
鳴神
鳴音
鳴鏑