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鳥追
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とりお
ふりがな文庫
“
鳥追
(
とりお
)” の例文
すると
麦
(
むぎ
)
ばたけで、
破
(
やぶ
)
れがさをかぶって
手足
(
てあし
)
をひろげた、
鳥追
(
とりお
)
いのかかしが、
夜
(
よる
)
も
休
(
やす
)
まずに、
番
(
ばん
)
をするのを、
弟
(
おとうと
)
が、まねているのでした。
戦争はぼくをおとなにした
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そういう中でも
鼹鼠
(
もぐら
)
駆除のなまこ引き以上に、もっと子どもが
大悦
(
おおよろこ
)
びで引きうけた役目は
鳥追
(
とりお
)
いで、その日の面白さは、
白髪
(
しらが
)
になるまで忘れずにいる者が多いのである。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
女太夫とか
鳥追
(
とりお
)
ひの
三味線
(
さみせん
)
にめでたき哥をうたひ、娘の
児
(
こ
)
のやり
羽子
(
はご
)
、男の
児
(
こ
)
の
帋鳶
(
いかのぼり
)
、見るもの
聞
(
きく
)
ものめでたきなかに、
初日
(
はつひ
)
影
(
かげ
)
花やかにさし
昇
(
のぼり
)
たる、
実
(
げ
)
に
新玉
(
あらたま
)
の春とこそいふべけれ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
女太夫とか
鳥追
(
とりお
)
ひの
三味線
(
さみせん
)
にめでたき哥をうたひ、娘の
児
(
こ
)
のやり
羽子
(
はご
)
、男の
児
(
こ
)
の
帋鳶
(
いかのぼり
)
、見るもの
聞
(
きく
)
ものめでたきなかに、
初日
(
はつひ
)
影
(
かげ
)
花やかにさし
昇
(
のぼり
)
たる、
実
(
げ
)
に
新玉
(
あらたま
)
の春とこそいふべけれ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“鳥追(鳥追い)”の解説
鳥追い(とりおい)とは、小正月(1月14日 - 15日)に行われる年中行事のひとつ。また、正月の祝い芸として各戸を回って鳥追い唄を歌う門付芸人のことも指す。
(出典:Wikipedia)
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
“鳥追”で始まる語句
鳥追櫓
鳥追哥
鳥追姿
鳥追歌
鳥追舟