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鮮
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あき
ふりがな文庫
“
鮮
(
あき
)” の例文
そして、這うが如く、なお断崖のへりまで行くと、眼の下の盆地に、
忽然
(
こつぜん
)
と、
鮮
(
あき
)
らかな
城廓
(
じょうかく
)
が望まれた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懐紙は、点々、紅梅をちらしたように染まっていたが、なお
鮮
(
あき
)
らかに乾かぬ墨の
痕
(
あと
)
が読まれた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
片方の耳はひどく冷たいが、今朝は
鮮
(
あき
)
らかに全姿を見せている駒の
頂
(
いただき
)
から落ちてくる風に、足元から払われて行くと、ゆうべからの疲れも
焦躁
(
しょうそう
)
も
颯
(
さ
)
っと遠方のものになってしまう。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
裾野
(
すその
)
のゆるやかに野へつづく果てまで、
鮮
(
あき
)
らかな線を描いていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まさに、消えなんとする灯は、滅前、
鮮
(
あき
)
らかな一
閃
(
せん
)
の光りを放つ。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
まだ暗いことは確かで、外には星が
鮮
(
あき
)
らかだ。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鮮
常用漢字
中学
部首:⿂
17画
“鮮”を含む語句
鮮血
鮮明
新鮮
朝鮮
鮮麗
鮮紅
朝鮮人
鮮魚
鮮鯛
朝鮮征伐
鮮新
鮮鱗
鮮少
色鮮
鮮血淋漓
鮮卑
朝鮮風
朝鮮牛
朝鮮笛
鮮人
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