“鮮血淋漓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんけつりんり50.0%
ちみどりちがい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、俄に家を出て、徐州城へ馳せつけようとすると、すでに関羽は鮮血淋漓せんけつりんりとなって車冑の首を鞍にひっくくり、凱歌がいかをあげながら引き揚げてきた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さア何うしたのだろう鮮血淋漓ちみどりちがい、一人は吊下ぶらさがって居るから驚きまして、隣と云っても遠うございますから駈出して人をあつめて来ましたが、此の儘に棄て置く訳にもきません
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)