高処こうしょ)” の例文
旧字:高處
帝室ていしつをば政治社外の高処こうしょあおたてまつりて一様いちようにその恩徳おんとくよくしながら、下界げかいおっあいあらそう者あるときは敵味方の区別なきを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
暗くなっては敵をいっするおそれがあるので、一時も早くからめ捕ってしまおうと、御用の勢は、各自手慣れの十手を円形につき突けて——さて、駈けあがろうとはあせるものの、高処こうしょの左剣
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)