駈廻かけまは)” の例文
初め立戻り皆々はたへ集まりぬ此時左京は大膳に向ひ貴殿の御異見ごいけんしたがはず我意がいつのりて參りしか此雪で往來には半人はんにん旅客りよかくもなし夫ゆゑ諸方しよはう駈廻かけまはり漸く一人の旅人たびびと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つけ晝夜ちうやとなく駈廻かけまははたらく程に夫婦は又なき者といつくしみける扨も此餠屋このもちやと云は國主こくしゆ細川家の御買物方の御用達ようたしにて御城下にかくれもなき加納屋かなふや利兵衞とて巨萬きよまんの身代なる大家に數年來實體じつていに奉公を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)