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馬士歌
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まごうた
ふりがな文庫
“
馬士歌
(
まごうた
)” の例文
生れしまゝなれば
素跣足
(
すはだし
)
の尻きり半纏に田圃へ辨當の持はこびなど、松のひでを燈火にかへて
草鞋
(
わらんぢ
)
うちながら
馬士歌
(
まごうた
)
でもうたふべかりし身を
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
僅かに
馬士歌
(
まごうた
)
の哀れを止むるのみなるも改まる
御代
(
みよ
)
に余命つなぎ得し白髪の
媼
(
おうな
)
が
囲炉裏
(
いろり
)
のそばに
水洟
(
みずばな
)
すゝりながら孫
玄孫
(
やしゃご
)
への語り草なるべし。
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
生れしままなれば
素跣足
(
すはだし
)
の
尻
(
しり
)
きり
半纏
(
ばんてん
)
に
田圃
(
たんぼ
)
へ弁当の持はこびなど、松のひでを
燈火
(
ともしび
)
にかへて
草鞋
(
わらんじ
)
うちながら
馬士歌
(
まごうた
)
でもうたふべかりし身を
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
七つのとしより
實家
(
じつか
)
の
貧
(
ひん
)
を
救
(
すく
)
はれて、
生
(
うま
)
れしまゝなれば
素跣足
(
すはだし
)
の
尻
(
しり
)
きり
半纒
(
ばんてん
)
に
田圃
(
たんぼ
)
へ
辨當
(
べんたう
)
の
持
(
もち
)
はこびなど、
松
(
まつ
)
のひでを
燈火
(
ともしび
)
にかへて
草鞋
(
わらんじ
)
うちながら
馬士歌
(
まごうた
)
でもうたふべかりし
身
(
み
)
を
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“馬士”で始まる語句
馬士
馬士唄