かく)” の例文
また天皇、三宅みやけむらじ等が祖、名は多遲摩毛理たぢまもりを、常世とこよの國に遣して、時じくのかくを求めしめたまひき。
「常世の國の時じくのかくを持ちまゐ上りてさもらふ」とまをして遂におらび死にき。
その時じくのかくの木の實は今の橘なり。