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領土
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りょうど
ふりがな文庫
“
領土
(
りょうど
)” の例文
新羅三郎
(
しんらさぶろう
)
以来二十六
世
(
せい
)
をへて、四
隣
(
りん
)
に
武威
(
ぶい
)
をかがやかした
武田
(
たけだ
)
の
領土
(
りょうど
)
は、いまや、
織田
(
おだ
)
と
徳川
(
とくがわ
)
の軍馬に
蹂躪
(
じゅうりん
)
されて、
焦土
(
しょうど
)
となってしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やっと
私
(
わし
)
は
安心
(
あんしん
)
した。そんならおまえに
話
(
はな
)
すとしよう。
私
(
わし
)
は、この
世界
(
せかい
)
に
昔
(
むかし
)
から
住
(
す
)
んでいた
人間
(
にんげん
)
である。けれど、どこからか
新
(
あたら
)
しい
人間
(
にんげん
)
がやってきて、
私
(
わし
)
の
領土
(
りょうど
)
をみんな
奪
(
うば
)
ってしまった。
眠い町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ともかく、黒ネズミたちは自分の力を信じきっていましたので、自分の
領土
(
りょうど
)
を失うなんてことは、
夢
(
ゆめ
)
にも考えなかったのです。そして、黒ネズミたちは、のんびりと日をおくっていたのでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
旅から旅をつぐ
道筋
(
みちすじ
)
は、みな敵の
領土
(
りょうど
)
だ。むろんしのびの旅である——ともは
加賀見忍剣
(
かがみにんけん
)
、
木隠龍太郎
(
こがくれりゅうたろう
)
のふたりにきまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「時とはいいながら、
信玄公
(
しんげんこう
)
のみ
代
(
よ
)
まで、
敵
(
てき
)
に一歩も
領土
(
りょうど
)
をふませなかったこの
甲斐
(
かい
)
の国もほろびたか……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“領土”の解説
領土(りょうど、en: territory)は、広義には領海や領空を含めた国家の主権が及ぶ全ての国家領域を指すが、狭義にはこれらのうち土地からなる領域を指す。版図(はんと)とも呼ばれる。
本項目では、狭義の領土について述べる。広義の領土については「領域 (国家)」を
(出典:Wikipedia)
領
常用漢字
小5
部首:⾴
14画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“領土”で始まる語句
領土慾
領土巡検