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韻
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ひびき
ふりがな文庫
“
韻
(
ひびき
)” の例文
鳥の夜声とは、はっきりかわった
韻
(
ひびき
)
を
曳
(
ひ
)
いて来る。声は、暫らく止んだ。静寂は以前に増し、冴え返って張りきっている。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
と、重く沈んだその
韻
(
ひびき
)
は、霧のやうに拡つて、森から村へ、村から野原へ、鐘はゆるやかに流れて行くのでした。
女王
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
みずみずとその
蕾
(
つぼみ
)
をふくらめている、髪もつやつやとしてきた、うるみをおびた眼つき、鮮やかに赤く湿った唇、ちょっと手をふれても紅くなる豊かな頬、
韻
(
ひびき
)
の深くなった声にまで
蜆谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そそぐ
韻
(
ひびき
)
も聞きにしが
枯草
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
韻
常用漢字
中学
部首:⾳
19画
“韻”を含む語句
韻文
余韻
韻律
語韻
風韻
韻事
餘韻
韻塞
押韻
頭韻
微韻
詩韻含英
神韻
気韻
無韻
櫓韻
百韻
次韻
神韻縹渺
余韻嫋々
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