にほひ)” の例文
襟の掛つた少し地味な銘仙、繻子しゆすの帶、三十近い身柄ですが、美しさや聲のにほひから言ふと、精々十九か二十歳でせう。
ふかきにほひぞ身に逼る。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
いかににほひを身にしめて
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
のみにほひもとゞめじな
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
のみにほひもとゞめじな
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)