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青蘆
ふりがな文庫
“青蘆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あおあし
75.0%
あをあし
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおあし
(逆引き)
大川は今のごとく、船宿の
桟橋
(
さんばし
)
に、岸の
青蘆
(
あおあし
)
に、
猪牙船
(
ちょきぶね
)
の船腹にものういささやきをくり返していたのである。
大川の水
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蒼空
(
あおぞら
)
は
培養硝子
(
ばいようガラス
)
を上から
冠
(
かぶ
)
せたように張り切ったまま、
温気
(
うんき
)
を
籠
(
こも
)
らせ、
界隈
(
かいわい
)
一面の
青蘆
(
あおあし
)
の
洲
(
す
)
はところどころ弱々しく
戦
(
おのの
)
いている。ほんの局部的な風である。大たい
鬱結
(
うっけつ
)
した暑気の天地だ。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
青蘆(あおあし)の例文をもっと
(3作品)
見る
あをあし
(逆引き)
さるほどに「きりしとほろ」は隠者の翁に別れを告げて、流沙河のほとりに参つたれば、まことに濁流
滾々
(
こんこん
)
として、岸べの
青蘆
(
あをあし
)
を
戦
(
そよ
)
がせながら、百里の波を翻すありさまは、
容易
(
たやす
)
く舟さへ通ふまじい。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
青蘆(あをあし)の例文をもっと
(1作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
“青”で始まる語句
青
青年
青々
青苔
青柳
青葉
青梅
青山
青白
青銅
“青蘆”のふりがなが多い著者
江見水蔭
岡本かの子
芥川竜之介