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青蘆
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あおあし
ふりがな文庫
“
青蘆
(
あおあし
)” の例文
大川は今のごとく、船宿の
桟橋
(
さんばし
)
に、岸の
青蘆
(
あおあし
)
に、
猪牙船
(
ちょきぶね
)
の船腹にものういささやきをくり返していたのである。
大川の水
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蒼空
(
あおぞら
)
は
培養硝子
(
ばいようガラス
)
を上から
冠
(
かぶ
)
せたように張り切ったまま、
温気
(
うんき
)
を
籠
(
こも
)
らせ、
界隈
(
かいわい
)
一面の
青蘆
(
あおあし
)
の
洲
(
す
)
はところどころ弱々しく
戦
(
おのの
)
いている。ほんの局部的な風である。大たい
鬱結
(
うっけつ
)
した暑気の天地だ。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そう説明している
間
(
うち
)
に、早や船は岸のスレスレに
青蘆
(
あおあし
)
を分けて着いた。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
“青”で始まる語句
青
青年
青々
青苔
青柳
青葉
青梅
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青白
青銅