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青月代
ふりがな文庫
“青月代”の読み方と例文
読み方
割合
あおさかやき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおさかやき
(逆引き)
スッと、内から
駕
(
かご
)
の
塗戸
(
ぬりど
)
をあけて、半身乗り出すように姿を見せた人物を仰ぐと、
青月代
(
あおさかやき
)
の
凜
(
りん
)
とした
殿
(
との
)
ぶり、
二十
(
はたち
)
前後と思われます。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狸の面、と、狐の面は、差配の
禿
(
はげ
)
と、
青月代
(
あおさかやき
)
の
仮髪
(
かつら
)
のまま、饂飩屋の
半白頭
(
ごましおあたま
)
は、どっち付かず、
鼬
(
いたち
)
のような面を着て、これが鉦で。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すばりとみごとに片耳を削って、深く肩まで切りさげられてはいたが、顔は、血によごれたその顔は、まぎれもなくさきほどのあの
青月代
(
あおさかやき
)
の町人でした。
右門捕物帖:38 やまがら美人影絵
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
青月代(あおさかやき)の例文をもっと
(7作品)
見る
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
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吉川英治
泉鏡花