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あおさかやき
ふりがな文庫
“あおさかやき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青月代
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青月代
(逆引き)
むろん、今の目まぜは、あっちの
五分月代
(
ごぶさかやき
)
とこっちの
青月代
(
あおさかやき
)
と、別人か同一人か、あっちにあの御家人がいたかどうか、それをたしかめに走らせた合い図なのでした。
右門捕物帖:38 やまがら美人影絵
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
と
凜々
(
りんりん
)
たる声が澄んで、三ツ扇の紋幕をかなぐり上げるや、たたたたたとそこへ駈け現われて来た一人は、
黒絖龍文
(
くろぬめりゅうもん
)
の小袖に
襷
(
たすき
)
を綾なし、
青月代
(
あおさかやき
)
に白鉢巻をキリッと締めて
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青月代
(
あおさかやき
)
が、例の
色身
(
いろみ
)
に白い、
膨
(
ふっく
)
りした
童顔
(
わらわがお
)
を
真正面
(
まっしょうめん
)
に舞台に出て、猫が耳を
撫
(
な
)
でる……トいった風で、手を挙げて、見物を制しながら、おでんと書いた角行燈をひょいと廻して
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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