“露聊”の読み方と例文
読み方割合
つゆいさゝ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに受持以外に課外二時間宛(づゝ)と來ては、他目(よそめ)には勞力に伴(ともな)はない報酬、否、報酬に伴はない勞力とも見えやうが、自分は露聊(つゆいさゝ)かこれに不平は抱いて居ない。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
屡瞬(しばたゝ)き是お節其方(そなた)は此九助と夫婦に成たるは前世(ぜんせ)よりの惡縁ならん我は天地の神祇(しんぎ)も照覽(せうらん)あれ人など殺せし覺えは露聊(つゆいさゝ)かもなきなれど是皆伯父九郎兵衞が惡巧(わるたく)みより無實の罪に陷(おちい)る事と推量(すゐりやう)はなしながら證據(しようこ)なき故辯解(いひわけ)立(たゝ)ず是と云も先立れし親々への孝行と思ばこそ不義淫奔(いたづら)せし先妻(せんさい)お里憎ひ奴とは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)