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閨
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ネヤ
ふりがな文庫
“
閨
(
ネヤ
)” の例文
其すら、其
後
(
ゴ
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ゴ
)
の
閨
(
ネヤ
)
の戸までも、忍びよると申しまする。世に言ふ「
天若
(
アメワカ
)
みこ」と言ふのが、其でおざります。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其すら、其
後
(
ゴ
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ゴ
)
の
閨
(
ネヤ
)
の戸までも、忍びよると申しまする。世に言ふ「
天若
(
アメワカ
)
みこ」と言ふのが、其でおざります。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其
(
ソレ
)
すら、
其後
(
ソノゴ
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ゴ
)
の
閨
(
ネヤ
)
の戸までも、忍びよると申しまする。世に言ふ「
天若
(
アメワカ
)
みこ」と言ふのが、其でおざります。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其日からもう、若人たちの
糸縒
(
イトヨ
)
りは初まつた。夜は、
閨
(
ネヤ
)
の
闇
(
ヤミ
)
の中で寝る女たちには、稀に男の声を聞くこともある、奈良の
垣内
(
カキツ
)
住ひが、恋しかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
こんな話を残して行つた里の娘たちも、苗代田の畔に、めい/\のかざしの躑躅花を
揷
(
サ
)
して帰つた。其は昼のこと、田舎は田舎らしい
閨
(
ネヤ
)
の中に、今は寝ついたであらう。夜はひた更けに、更けて行く。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
閨
漢検1級
部首:⾨
14画
“閨”を含む語句
閨房
閨秀
令閨
閨閥
閨中
閨戸
翠帳紅閨
閨室
閨閣
閨門
孤閨
空閨
紅閨
閨技
閨衣
閨怨
閨秀作家
宮掖閨閤
後閨
御令閨
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