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ネヤ
ふりがな文庫
“ネヤ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
ねや
語句
割合
閨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
閨
(逆引き)
其すら、其
後
(
ゴ
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ゴ
)
の
閨
(
ネヤ
)
の戸までも、忍びよると申しまする。世に言ふ「
天若
(
アメワカ
)
みこ」と言ふのが、其でおざります。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
其すら、其
後
(
ゴ
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ゴ
)
の
閨
(
ネヤ
)
の戸までも、忍びよると申しまする。世に言ふ「
天若
(
アメワカ
)
みこ」と言ふのが、其でおざります。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其
(
ソレ
)
すら、
其後
(
ソノゴ
)
、人の世になつても、氏貴い家々の娘
御
(
ゴ
)
の
閨
(
ネヤ
)
の戸までも、忍びよると申しまする。世に言ふ「
天若
(
アメワカ
)
みこ」と言ふのが、其でおざります。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其日からもう、若人たちの
糸縒
(
イトヨ
)
りは初まつた。夜は、
閨
(
ネヤ
)
の
闇
(
ヤミ
)
の中で寝る女たちには、稀に男の声を聞くこともある、奈良の
垣内
(
カキツ
)
住ひが、恋しかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
こんな話を残して行つた里の娘たちも、苗代田の畔に、めい/\のかざしの躑躅花を
揷
(
サ
)
して帰つた。其は昼のこと、田舎は田舎らしい
閨
(
ネヤ
)
の中に、今は寝ついたであらう。夜はひた更けに、更けて行く。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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