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空閨
ふりがな文庫
“空閨”の読み方と例文
読み方
割合
くうけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くうけい
(逆引き)
一番最後に歌った意味は、『老母は愛児の帰りを待ちわび、紅粧の新妻淋しく
空閨
(
くうけい
)
を守る。』というようなものである。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
宜
(
うべ
)
しこそ、近藤は、
執着
(
しゅうじゃく
)
の極、
婦人
(
おんな
)
をして我に節操を尽さしめんか、終生
空閨
(
くうけい
)
を護らしめ、おのれ一分時もその
傍
(
そば
)
にあらずして、なおよく節操を保たしむるにあらざるよりは
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あるいは玄宗皇帝時代に、
空閨
(
くうけい
)
に泣いていた
夥
(
おびただ
)
しい宮女たちから受けた感化かも知れないが
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
空閨(くうけい)の例文をもっと
(7作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
閨
漢検1級
部首:⾨
14画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空閨”のふりがなが多い著者
宮崎湖処子
黒島伝治
長谷川時雨
森鴎外
夢野久作
海野十三
泉鏡花