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長棒
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ながぼう
ふりがな文庫
“
長棒
(
ながぼう
)” の例文
駕籠の先へ
推立
(
おしたて
)
長棒
(
ながぼう
)
の駕籠に
陸
(
ろく
)
尺八人侍ひ六人
跡箱
(
あとばこ
)
二ツ引馬一疋長柄草履取合羽等にて數寄屋橋内町奉行の
役宅
(
やくたく
)
へ來り門前にて駕籠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
資本
(
もとで
)
に初めし
醫者家業
(
いしやかげふ
)
傷寒論
(
しやうかんろん
)
は
讀
(
よめ
)
ねども
醫
(
い
)
は
位
(
ゐ
)
なりとて
衣服
(
いふく
)
で
驚
(
おど
)
かし馬鹿にて付る藥
迄
(
まで
)
舌
(
した
)
三寸の
匙加減
(
さじかげん
)
でやつて
退
(
のい
)
たる御醫者樣も
斯
(
か
)
う成ては
長棒
(
ながぼう
)
の
駕
(
かご
)
より
命
(
いのち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
見て世の中に
能物
(
よきもの
)
は
醫者
(
いしや
)
なり何程の
療治
(
れうぢ
)
は
出來
(
でき
)
ずとも流行出せば
斯
(
かく
)
の如し我も故郷は勘當され此江戸へ來りて
所々
(
しよ/\
)
方々
(
はう/″\
)
と
彷徨
(
さまよう
)
ばかりにて未だ何の
仕出
(
しいだ
)
したる事もなく
此
(
これ
)
ぞと云
身過
(
みすぎ
)
の思ひ付もなき
機
(
をり
)
なれば此上は
何卒
(
なにとぞ
)
して我も
醫師
(
いしや
)
となり
長棒
(
ながぼう
)
の
駕籠
(
かご
)
にて往來なし一身の
出世
(
しゆつせ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
“長棒”で始まる語句
長棒駕籠
長棒麺麭